WiFiの知識

ONUとルーターを接続するにはどうすればいい?

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一戸建てで光回線を契約した時に、回線業者からONUという端末が送られてくる。
これがないと光回線への接続が出来ないそうで。

でもおれもそうだけど、多くのユーザーは光回線だけではなくスマホなどの
モバイル端末も使っているはず。

これを光回線で使うにはWiFi接続が必要なんだけど・・・
ONUにルーターを接続するのってどうすればいいのかな?

基本的にONUとルーターは役割が違う機材

ちょっと前まではおれも「光回線を契約すればすぐにWiFiを使ってスマホもパケットを
使わずにインターネットが出来る」なんて考えていた。

でもちょっと調べてみたら、スマホで光回線に接続するためにはWiFiルーターを
使う必要があった。

そして回線業者から送られてきたONUではWiFiの接続が出来ない。
機材にはWiFiなんてランプは見当たらなかった。

ここでやっと気がついた、ONUってWiFiルーターとは違うんだって。
ちょっと恥ずかしいけど、大きな失敗をする前に気がついてよかったよ、うん。

じゃあONUとルーターって何が違うんだろうか。

簡単に言えば、役割から機能まで全てが違う機材だった。
当然「基本的には」って言葉も必要になるけど。

そこで、おれの確認も含めてONUとルーターの違いについて確認をしてみよう。

ONUとは光回線終端装置のこと

まずはONUについて。
これは光回線の契約をすると、回線業者からレンタルが出来る機材の1つ。

言葉だけで説明するとOptical Network Unitの頭文字を取っている。
意味は「光回線終端装置」って意味になる。

名前のとおり、光回線の端につける装置ということなんだけど。
そもそも光回線は光ファイバーケーブルを使ったインターネット接続サービスのこと。

光ファイバーケーブルは通常のデータではなく光信号という特別な信号のみを通して
通信をすることになる。

でもパソコンなどでは光信号を読み取ることが出来ず、デジタル信号での通信をする。
つまり光回線を使うためには光信号への変換が必要になる。

この光信号とデジタル信号の変換をしているのがONUというわけ。
光ファイバーケーブルも直接ONUに接続されている。

変換されたデータは普通のデジタル信号なので、パソコンでも簡単に読み取れる。
つまりONUから直接パソコンに接続すれば光回線が使えるわけだね。

ルーターは複数の端末で複数の回線を使うために必要な機材

ONUは信号の変換装置ということが分かったところで、ルーターについても
確認をしておこう。

先ほどONUに直接パソコンを接続する、という状態で説明したけど・・・
実際にはそんなことをしている家庭はまず無い。

光回線を1つのパソコン、つまり独り占めしているという状況になるのは
一人暮らしで光回線を契約している場合くらい。

しかも普通はパソコンの他にスマホも持っているので光回線を1つのパソコンだけで
使うというのはあまり合理的じゃない。

そこで複数の端末で光回線を使いたいところだけど、普通に回線を分配するだけでは
光回線が混線するので通信ができなくなる。

それを混線させずに通信するための機材がルーターということ。
ちなみにWiFi機能が付いているルーターがWiFiルーターだね。

ルーターがあれば同時に複数の端末がインターネットに接続しても、ちゃんと交通整理
という感じで通信を順番に流してくれるようになる。

特にLANケーブルでの接続ができないスマホとかの端末を使うならWiFi機能付きの
ルーターは必須ということになるかな。

ONUとルーターの接続は基本的にLANケーブルを使う

じゃあONUとルーターを説即するにはどうすればいいのか。
ONUは単純に信号変換装置なので光ファイバーケーブルに直接つながっている。

ONUには光ケーブルのコネクタ以外にもLANケーブルを接続できるようになっている。
これをルーターと接続すればいいだけ。

実際にインターネット接続するためにはルーターの方に設定が必要になるけど。
接続するだけならかなり単純にケーブルをつなぐだけで終了。

ただこれも「基本的には」って注釈がつくことになる。
中にはちょっと変わったONUもあるって話。

いや、特別というほど特殊なものでもなくて・・・
意外に多くのユーザーが使っている機材も実はONUだった、ってこともあるんだよ。

ONUとルーターの接続方法を確認する

特別な機材については後で説明するとして。
まずはONUとルーターを接続する方法の確認をしておこう。

パソコンとスマホを両方とも光回線でのインターネット接続がしたい、というなら
確実にルーターの利用が必要になる。

しかもスマホは有線LANでの接続が厳しいからWiFiルーターを使うことになる。
これとONUの接続方法を覚えておくと便利だよね。

まず光回線を自宅に引き込んだ場合、普通は光コンセントを作ってそこからケーブルを
室内に引き込むことになる。

室内に引き込んだケーブルはONUにつながれることになる。
ただし基本的に光ケーブルとONUの接続は業者が行うはず。

光回線の設置工事、という作業の中には光ファイバーケーブルを家の中に引き込む
という作業の他にONUの設置も含まれているんだ。

普通の光回線設置工事ならONUの設置まで、派遣された業者の人がやってくれるので
そこは考えなくてもいい。

ONUとルーターを接続するのはONUの設置が終わってからになるかな。

ルーターのWANとONUをLANケーブルで接続

ONUが設置されれば基本的にインターネットへの接続が出来るはず。
業者さんも通信確認をしてから引き上げてくれるので、通信が間違いなく出来るかと。

ただ色々と設定が必要になるので、すぐにインターネットが出来るわけではなく。
今回はとりあえずそこを無視することに。

ONUの設置が終われば今度はルーターとの接続をすることになる。
ルーターには複数のパソコンなどを同時に接続することが出来る。

ではONUとルーターはどうやって接続するのか。
ONUにはLANケーブルを接続するポート、端子が付いている。

そこにLANケーブルを差してルーターとつなぐだけ。
ただルーターの接続するポートには注意が必要。

ルーター側の端子は複数の種類があって、ONUと接続するのは「WAN」と書かれている
ポートにつなぐのが正解。

他の「LAN」と書かれているポートにはパソコンなどと有線接続するために
LANケーブルをつなぐ。

ここを間違えるとインターネットにつながらないので気をつけようね。

商品によってポートの名前が違う

ONUとルーターの接続を図解しているところを探してみた。
これはSo-netのサポートの画像だけど、かなり参考になるはず。

https://support.so-net.ne.jp/supportsitedetailpage?id=000014069

ここではONUのポートには「UNI」でルーター側は「WAN」となっている。
でもこの名前は商品によって変わる場合もあるんだ。

ルーターによっては「Internet」と書かれている場合もある。
でも役割としては同じことなのであまり気にする必要もない。

それとどんな商品でもLANポートには基本的に端末、パソコンなどが接続される。
これは違う名前で書かれていることを見たことがないから、問題ないかと。

ONUとルーターをつなぐLANケーブルにも注意が必要

ONUとルーターの接続方法を確認しているついでに1つ。
接続に使っているLANケーブルには注意をしよう、というお話。

多分だけど、ONUとルーターの接続ってルーターに付属しているLANケーブルを
使っているという場合が多いかと。

おれも普段からLANケーブルの買いだめとかしていないから、買ってくるのが面倒で
思わず使っちゃうこともあるけど。

でも出来るならLANケーブルは自分でちゃんと距離なんかを合わせて購入したものを
使うのがおすすめ。

理由はLANケーブルが原因でインターネットの通信速度が変わる可能性があるから。
状況によってはかなり大きく通信速度に影響を受けることもある。

ONUとルーターの接続で話が出たから、LANケーブルについてもちょっと確認しよう。
実はLANケーブルにはかなりの種類があるんだ。

LANケーブルにはカテゴリーという規格がある

LANケーブルには種類、というか規格があるんだ。
ケーブル自体にもかいてあるけど、CAT5とか書かれているのが規格。

これは「カテゴリー」といって、LANケーブルの新しさもわかるようになっている。
数が大きくなるほど新しく作られた規格、つまり通信速度が速くなる。

実際にはかなり古くからLANケーブルはあるので、カテゴリー3とかのケーブルもある。ただ今でも使っているというところは少ないんじゃないかな。

そして最新のLANケーブルは高いので付属品として使われることはない。
大体カテゴリー5くらいが同梱されているLANケーブルかな。

でもカテゴリー5では、今の光回線の通信速度を十分に引き出すことが難しい。
対応している通信速度が低くて、高速通信が出来ないって状態になる。

だから特にONUとルーターを接続するLANケーブルは、自分で購入したものを
使うことをおすすめしたいよね。

コストを考えるとカテゴリー6くらいがおすすめ

現状最新だとカテゴリー7Aって規格もある。
でも基本的にカテゴリー7以上はサーバーなんかの業務用で使われることが多い。

家庭で使うにはケーブル自体も高くなるし、そこまで高速通信が出来る光回線も
家庭用ではサービスされていないし。

現状の光回線の通信速度が十分に性能を引き出せるのはカテゴリー5eくらいから
という意見が多い。

でもおれがおすすめするのはカテゴリー6のLANケーブル。
カテゴリー7ほどの性能はないけど、家庭用ならこれで十分。

しかもケーブル自体の値段もそれほど高くないし。
カテゴリー5eとほとんど変わらない金額で購入できて、性能は当然良くなっている。

使う距離が長くなっても、それほど大きく値段が変わらないのでかなり使いやすい。
周囲の通信ノイズを気にするならカテゴリー7だけど・・・

基本的にはカテゴリー6くらいでも十分に家庭なら安定した通信が出来る。
コストパフォーマンスもいいのでおすすめ。

IP電話を使うならONUとゲートウェイ機能を搭載したタイプを使う

最初に説明した「ONUとルーターと基本的に」違うという説明。
この基本的に、って言葉は例外があるという意味でもある。

つまりONUとルーター機能が一緒になっている機材もある。
それがホームゲートウェイという機材。

ルーターというよりもIP電話を使うための分配器が内蔵されているという感じ。
それがONUと一緒に搭載されているのがホームゲートウェイ。

詳しくいうとIP電話を使うためのVoIPゲートウェイという機能が搭載されていて
ONUとしても機能する、ということになるらしい。

そして電話とパソコンの接続を分けるだけではなく、ルーター機能も搭載している
という端末も多くあるのが特徴。

このホームゲートウェイは基本的に、光回線を使った電話のIP電話を使う場合に
光ファイバーケーブルの情報をパソコンと電話に分けるために使われる。

光回線サービスでIP電話サービスも申し込みをするとレンタルされる機材
ということになる。

他にも集合住宅で電話回線を使った分配方式のVDSL方式で光回線を使う場合にも
既存の電話回線と分岐させるために使われるけど。

こっちの機材、ホームゲートウェイの接続についても確認してみよう。

ホームゲートウェイにはパソコンと電話をつなぐ

ONU一体型のホームゲートウェイなら光回線業者が設置までしてくれることも。
基本的に光ファイバーケーブルから直接つなぐ機材は業者が設置工事をやっていく。

ONUの代わりにホームゲートウェイを設置するはずなので、基本的に後はパソコンなど
端末をLANポートに接続すればインターネットへの接続が出来るようになる。

そしてホームゲートウェイにはLANポートの他に「電話」と書かれているポートも。
IP電話サービスなどで使う電話機をこちらに接続して使うんだね。

ちなみに接続には電話回線用のモジュラーケーブルを使う。
LANケーブルとは規格が違うので間違えることもないけど。

ホームゲートウェイでもインターネットの接続設定が必要な場合もある。
それは契約したプロバイダの説明を聞いてもらうとして。

ホームゲートウェイには最初からLANポートが1~4個くらい装備されている。
つまり多くの機種ではルーターの機能もあって、複数の端末をインターネット接続できる。

ただしこれも「基本的には」ってことになるんだけど。
ホームゲートウェイの場合、かなり多くのパターンが考えられるんだ。

ホームゲートウェイにONU機能が付いていない場合

基本的にホームゲートウェイはオールインワンの機材。
ONUにルーター機能とIP電話への分岐も出来る。

ただし全ての機種で同じように機能が搭載されているわけじゃない。
中にはONU機能がないホームゲートウェイもあるんだ。

この場合には回線業者が光ファイバーケーブルを設置した時にONUを室内に設置。
その後でホームゲートウェイをユーザーが自分で接続することになる。

ただ接続方法は基本的にルーターと同じ。
ONUのUNIポートとホームゲートウェイのWANをLANケーブルでつなぐ。

IP電話を使うならホームゲートウェイの電話のポートにモジュラーケーブルで
電話機を接続。

ホームゲートウェイのLANポートにはパソコンなどを接続する。
これでインターネットへの接続が出来るようになるはず。

この場合はルーターをONUに接続するときと同じ感覚でつなげばいいので
比較的簡単に出来るかと。

ホームゲートウェイにWiFi機能が付いていない場合

もう1つ、ホームゲートウェイにルーター機能はあるけどWiFiルーターとしての
機能がついていない場合。

ルーター機能があるので有線接続では問題なく、LANケーブルも複数接続できる
という機種は多い。

でもスマホやタブレットPCを接続するには有線LANじゃ厳しい。
端末によってはWiFiのみ接続可能という場合も多い。

ただホームゲートウェイにWiFi機能がない場合、オプションでWiFiカードを
装着できるならまた簡単に対応が出来るんだけど・・・

WiFiカードのオプションもなく、完全にWiFiルーターとしての機能がない機種の場合
市販のWiFiルーターをホームゲートウェイに接続することが必要。

でもWiFiルーターをホームゲートウェイに接続するのは、ONUにWiFiルーターを
接続するのとほとんど変わらない。

ホームゲートウェイのLANポートからWiFiルーターのWANポートにLANケーブルで
接続させるだけ。

ONUがホームゲートウェイに変わるだけだから難しく考えることは無いし。
IP電話はそのままホームゲートウェイにつなぐから考える必要はなし。

色々なパターンの接続方法がホームゲートウェイでは考えられる

今回は一戸建て住宅の場合で考えているから、これくらいのパターンだけど。
集合住宅でホームゲートウェイを使う場合は更に色々なパターンが考えられる。

一応かなり色々なパターンのホームゲートウェイの接続方法を図解しているサイトが
あったのでそちらを紹介しておこう。

https://4466.jp/device/setting/

マンションなんかの光回線の分配方式とONUやホームゲートウェイの機種の違いで
これくらいのパターンが考えられるらしい。

特にONUとホームゲートウェイとWiFiルーターが必要になる場合、一つの場所に
かなり多くの機材を設置するという厳しい条件も。

IP電話サービスを使う場合、ホームゲートウェイになることは必須だから
接続にはかなり気を使うことになりそう。

ONUには責任分界点という役割もある

ONUについて色々と調べてみたけど、実はもう1つ大きな役割をONUは
持っていることが分かった。

それが「責任分界点」という役割がある、ということだ。

これはONU機能を持っているホームゲートウェイでも同じこと。
簡単に言えば「誰の責任になるのかをはっきり決めるための点」がONUだ。

更に厳密言えばONUのUNIポートに接続しているケーブルから先は全て
ユーザーの責任になる。

ONUまでは回線業者が責任を持っている、ということをはっきりとわからせる
その境界線がONUというわけ。

責任の所在を分けることでどんな事が起きるのか。
どんな意味があるのかを考えてみることにしよう。

ONUが故障した時には回線業者が交換修理をしてくれる

まずONUまでが回線業者の責任になる理由について。
回線業者は契約ユーザーに「安定した回線の提供をする」義務がある。

光回線の場合、光ファイバーケーブルの状態は当然だけど・・・
それを使うためにONUという機材は必ず使うことになります。

光ファイバーケーブルを通すための光信号への変換装置なので当然だけど。
つまりONUがなければ光回線サービスを使うことができなくなる。

安定した光回線サービスを提供するためにはONUが必要なので、回線業者では
ONUまで含めたサービスの提供をする必要があるということに。

そして接続でも分かったと思うけど、ONUから先のWiFiルーターなんかは
ユーザーがスマホなどを使うために必要に応じて使っている機材だよね。

つまり回線業者としてはこちらの「ユーザー都合で使う機材の責任を持たない」という
スタンスになるわけ。

光回線サービスを安定して提供するために、ONUは回線業者がレンタルをして
故障した場合には無料での交換修理も行われるってわけ。

ただしONUを蹴っ飛ばして壊した、濡らしてショートさせたとかのユーザー過失の
故障の場合は無償にならないので注意しよう。

UNIはUser Network Interfaceの略称

ちなみにONUにあるUNIというポートは基本的に色々な名称で呼ばれる事がある。
UNIというのは端子の名前じゃないんだ。

UNIとはUser Network Interfaceの頭文字を取っている。
つまりユーザーの使っている通信網の接続端子、って意味になる。

さっきの説明通り、ONUのこの端子につないでいる機材からはユーザーが使っている
通信網での機材という分岐点という意味だけなんだ。

当然回線サービスによってはUNIがLANケーブル端子ではない可能性もあるだろうし
そもそもUNIという端子名じゃない可能性も。

単純に「ユーザー側のネットワークなんだから、そっちで責任持ってね」という意味の
名前がUNIというわけ。

ONUをインターネットモデムというのは間違い

ONUにはホームゲートウェイという機種もあり、こちらにはルーター機能も付いている
というのを簡単に説明してみた。

これでONUとホームゲートウェイ、ルーターそれぞれの違いっていうのが分かったかと。
でもインターネット関係ではもう1つ、よく聞く機材の名前がある。

それが「モデム」だね。

かなり昔から通信関係をやっている人なら、モデムという機材の意味もわかるはず。
でもインターネットで初めて通信を始める人にはわかりにくい。

そもそもONUのことを「インターネットモデム」なんて呼ぶ人もいる。
はっきり言えばこの言い方は間違っているんだよね。

モデムという機材をインターネットで使うことはある。
でもONUはそもそもモデムではない。

そこで簡単にだけど、モデムについてもちょっと解説をしておこう。
間違えないように、モデムという機材はどんな機能があるのかを調べてみた。

モデムはアナログ信号とデジタル信号の変換器

ある意味ではモデムとONUは同じ種類の機材、ということになる。
それはどちらも「諡号を変換する装置」ということなんだよね。

ONUの場合、デジタル信号を光信号に変換するための装置だったね。
そしてモデムはアナログ信号をデジタル信号に変換する装置なんだ。

そもそもインターネットが始まる前はパソコン通信が通信のメインだった。
この時には通信の全てが電話回線で行われていたんだ。

でも電話回線は基本的に声などのアナログ信号を通すための回線だから
パソコンで使っているデジタル信号を通すことが出来ない。

そこでデジタル信号をアナログ信号に変換する装置の「モデム」を使って
電話回線の利用ができるようにした。

つまり「モデム」っていうとデジタル信号とアナログ信号の変換器、という意味に
なるってことに。

だからONUをインターネットモデムというのは間違い、と言われる。

モデムはインターネット回線サービスでも使われている

もう1つ、ONUをインターネットモデムというのを嫌がる理由がある。
それは現状、インターネット回線サービスでもモデムが使われているから。

さっきの説明の通り、電話回線を使った通信はインターネット回線接続でも
使われている。

以前はかなり主流だったADSLやISDNは電話回線を使ったインターネット回線への
接続サービスだよね。

このサービスで使われるのは当然、ADSLモデムやISDNモデムということになる。
電話回線を使うので、アナログ信号に変換できるモデムを使うのは当然。

それに集合住宅の光回線分配方式でも電話回線を使った「VDSL方式」がある。
これも建物内の回線分配に電話回線を使っているからモデムを使う。

光回線サービスでもこの分配方式の集合住宅で契約すればVDSLモデムがレンタルされる。
つまりモデムって言葉を使っちゃうと、他の機材と混同する可能性があるんだ。

「基本的に同じ働きをするからモデムと呼んでも問題ない」って意見もあるけど。
ちゃんと名前と役割を覚えていれば、説明する時に便利だからおすすめするよ。

今ルーターを使うならWiFiルーターが主流

ONUだけでは端末を1つしかインターネットにつなぐことが出来ない。
だからルーターを使うことは基本的に光回線を使うユーザーのほとんどがやっている。

ホームゲートウェイでルーターセットの機材を使っている人も含めると、ほぼ100%と
言っていいかと。

実際にインターネット接続したい端末が1台だけ、って人も少ないし。
だからONUにルーターをつなぐのは今では当然のこと。

じゃあそのONUに接続するルーターはどんなものが主流になっているのか。
現状WiFiルーターを使っている人がほとんどかと。

一般の家庭で、複数のデスクトップPCをインターネットにつなぐというのは
あまり考えられない。

基本的には複数のノートPCとスマホ、タブレットPCという感じかと。
この場合、有線LAN接続ではかなり使いにくくなってしまう。

そこでWiFi接続が出来るWiFiルーターを使う人が多くなった。
という状況が現在のインターネット接続の通常かと。

WiFiルーターでも有線LAN接続が出来る

じゃあ主流になっているWiFiルーターではどんな事ができるのか。
ルーターにWiFi接続機能が付いているのでWiFiでの接続は当然出来る。

更に多くのWiFiルーターにはLANポートも装備されている。
つまり有線LANでの接続も出来る。

WiFiルーターと言ってもWiFi接続のみってわけじゃない。
普通に有線LAN接続も出来るので、WiFiに対応していない端末でも安心。

特にテレビや家庭用ゲーム機をインターネット接続したい場合にWiFiでは
出来なくても有線LANなら出来るということも。

WiFiルーターはWiFiのみのルーターではないので、ここは安心できるところ。

インターネット上の驚異から端末を守ることが出来る

正式な使い方、というわけじゃないけどインターネット上の驚異から端末を守るために
WiFiルーターがあると安心できるんだ。

特に家庭用ゲーム機をインターネット回線でのオンラインゲームで使うという場合
ゲーム機本体にはインターネット回線の脅威に対する防御が難しいところも。

パソコンならウイルス対策ソフトを入れればセキュリティ面での安心感は高い。
最近ではスマホでも対応しているアプリは多くなった。

でも家庭用ゲーム機でウイルス対策ソフトを導入できるというのは・・・

ONUから直接ゲーム機本体にLANケーブルをつないだ時、このウイルス対策には
かなり無防備になってしまう。

でもWiFiルーターがあれば、ルーターのセキュリティが働くことになる。
完全ではないけど、インターネットとの間に一枚壁ができるのはかなりの安心感がある。

万が一、インターネットから悪意あるウイルスが流れてきてもルーターが故障するだけ。
ルーターはセキュリティもあるし、リセットすれば元通りになる可能性も。

でも家庭用ゲーム機ではそんなことができない、という可能性は高い。
セキュリティを考えてもWiFiルーターを接続しておくことがおすすめ。

ルーターモードとAP/ブリッジモードの違いを確認

WiFiルーターには切り替えスイッチでルーターモードとブリッジモード、または
APモードに切り替えることが出来るという商品が多い。

じゃあこのルーターモードと他のモードとの違いってなんだろう。
簡単に言えばルーターとしての機能を使うか、使わないかということ。

WiFiルーターは基本的にONUの後に接続する。
このONUにルーター機能がついている場合もあるのは説明したとおり。

またホームゲートウェイ以外にもONUにルーター機能が搭載されているという場合も
あるので、その時にWiFiルーターをつなぐと二重ルーターという状態に。

二重ルーターにするとインターネット側からのアクセスができなくなる。
リモートカメラなどを使っている場合や一部のオンラインゲームでは接続不能に。

それを回避するために、WiFiルーターでルーター機能を使わないという選択肢がある。
それがブリッジモードやAPモードというわけ。

ちなみに一部のWiFiルーターでは「子機モード」という、中継ポイントのように
使う事ができるモードを搭載している機種もあるんだけど・・・

かなり特殊なので、子機モードを搭載している機種は基本気にする必要はないかと。
ちなみにONUにルーター機能がついているかわからない場合も多い。

そこで多くの商品ではWiFiルーターが判断して切り替えてくれる「AUTOモード」が
搭載されているから、普段はこれを選んでおくのがおすすめ。

Amazonで購入できるWiFiルーターを紹介

とりあえず現在Amazonで購入できる、使いやすいWiFiルーターを紹介しよう。
性能や価格帯とかで自分にあった、使いやすい機種を選んで欲しい。

・ Aterm WG1200CR

コンパクトで場所を取らず、価格も4,000円以下というお手頃価格。
とりあえずWiFiルーターを使ってみたい、という方におすすめ。

・ WSR-1166DHPL

WiFiルーターとしてはかなりスタンダードなモデル。
価格も5,000円ちょっとと購入しやすく、性能的な問題もなし。

・ WG2600HS

ハイパワーで高性能、価格も高くなりますがそれに見合った性能を持つWiFiルーター。
広い家で使うという場合にも、電波の届きがいいのでおすすめ。

ONUとルーター接続に関する疑問をまとめてみる

色々と説明してみたけど、それだけではわかりにくいこともあるかと。
そこでよくある質問をQ&A方式でまとめてみる。

簡単な疑問ならこちらで解消できるようにしてみた。

無線を使うための月額料金は必要?

WiFiルーターをプロバイダからレンタルすれば有料になることも。
ホームゲートウェイは基本的に月額500円程度のレンタル料が発生する。

ただプロバイダによってはキャンペーンで無料になる場合も。
自分でWiFiルーターを購入すれば月額料金は必要ない。

何台もつないでいいの?

基本的には問題なし。
ただWiFiルーターの性能的な問題で同時接続台数に制限がある場合も。

多くの機種では同時に20台くらいは接続可能なので、自宅で使う分にはあまり
足りなくなるということはないかと。

でも同時に多くの端末を接続すれば、それだけ個別の通信速度は遅くなる。
1つの回線を複数端末で使えば、通信速度が落ちるのは当たり前。

置いて線をつなぐだけでいいの?

WiFiルーターの設定は必要。
プロバイダにつなぐためのIDとパスワードを入れる必要がある。

ちなみにWiFiルーターの設定はパソコンかスマホで可能。
ルーターの機種によって設定画面の見方が違うので確認が必要。

無線LANルーターなら外出先からも自宅のルーターに無線接続できる?

無線LANの利用可能距離は大体10mくらい。
外出しても自宅のWiFiルーターが使えるということは無い。

スマホを自宅のWiFiルーターにつなげば通話も無料?

LINEなどの通話アプリを使えば無料。
普通に3G回線を使った通話をする場合WiFiを使わないので通話料がかかる。

WiFiルーターはどんな機種を選べばいい?

基準になるのは部屋の大きさとどこの部屋で使うのか。
ルーター設置場所と利用する部屋の距離で考える。

ルーターを設置した部屋でのみWiFi接続するなら必要最小限の機能で十分。
壁やドアを挟んだ遠くの部屋でも使うなら強力な電波が使える機種が必要。

ONU/モデムにルーター機能が付いているか確認する方法は?

ONUやモデムの背面を見て、UNIポートのみという場合は多分ルーター機能なし。
前面のランプにPPPoEというランプがあればルーター内蔵。

また背面にLANポートが2つ以上あればルーター機能内蔵の可能性は高い。
WiFi機能が付いているならほぼ間違いなくルーター機能付き。

ただし確実に知りたいならONUやモデムの説明書を読むか、回線業者に連絡して聞く。

うちにはモデムやONUが無いんだけど?

モデムやONUは回線を通る信号をパソコンで読むために必ず設置される機材。
これがないと通信が出来ないので必ずある。

ただしONUやモデムという形ではなく、名前なども違う可能性がある。
ホームゲートウェイにはONUが搭載されていることが多い。

UNIポートって何?

多くの場合は普通のLANポート。
単純にそこから先はユーザーの責任で設置する、という目印のこと。

機種によって名前も違うし、場合によっては接続できる端子の種類も違う。

ONUのLANポートが1つしか無いけど、複数端末を有線接続したい

ONUのLANポートにWiFiルーターを接続、そのルーターのLANポートを
使って複数の端末を接続すればいい。

単純にルーターを購入して接続するという方法もある。
ただしスイッチングハブはルーター機能がないので使えない。

ONUにルーター機能が無いと予想されるので、必ずルーターを使うこと。

有線しか無いが無線LANを接続したい

無線LANルーター、つまりWiFiルーターを購入するかレンタルして接続する。
ルーターの接続設定も忘れずに。

ルーターを繋いでいるがLANポートが足りなくなった、増やすには?

ルーターのLANポートの1つにスイッチングハブをつなぐ。
余っているルーターがあれば、ブリッジモードで接続するという方法もある。

ただしルーターの場合、LANポートが4つ程度しか無いという商品が多い。
数を増やしたいならスイッチングハブがおすすめ。

WiFiルーターをつないでいるが、もう1つWiFiルーターをつなげるには?

今使っているWiFiルーターのLANポートから新しいWiFiルーターのWANポートに
LANケーブルをつなげると2台目が設置できる。

2台目のルーターはブリッジモードかAPモードにすることをお忘れなく。

ONUから先に接続する機材はユーザーの責任でつなぐことに注意

ONUとルーターなどの接続について、これでよく分かってもらえたかと。
基本的にはONUまでは回線業者が責任を持って設置してくれる。

場合によっては自分でONUを設置することもあるんだけど、光ファイバーの
ケーブルを使うので基本的にはONUは業者が設置してくれる。

ただしONUと同じ使い方をする別の機材については、ユーザーが設置することも多い。
更にONUから先の機材はほとんどがユーザーの責任で設置することになる。

ONUが故障した時には回線業者に連絡すればいいけど、WiFiルーターが故障したら
基本的にメーカーに連絡ということになる。

接続方法についても、ONUの機種や終端装置の種類によってもかなり変わる。
特にONU以外に機能を搭載している機材の場合は複雑になる可能性も高い。

IP電話を使うというなら確実にホームゲートウェイがレンタルされることに。
この接続については難しい場合も多いので、サポートを上手に使おうね。

でもONUとルーターの接続は基本的なところが一緒という感じ。
ある程度はわかりやすく解説してくれるところもあるので、接続してみるのもおすすめ。

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