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コンセントに挿すだけWiFiは持ち運びWiFiに比べてメリットなしだった

更新日:

持ち運びができるWiFiルーターについて調べていたら「コンセントに挿すだけWiFi」
って商品があることに気がついた。

持ち運ぶのとはちょっと違うけど、コンセントに挿すだけで使えるWiFiがあるなら
それはそれでちょっと便利そうだね。

でも何だかコンセントに挿すだけWiFiにも色々と種類があるらしい。
気になってきたのでちょっと詳しく調べてみることにした。

3つの「コンセントに挿すだけWiFi」がある

単純にコンセントに挿すだけで使えるWiFiって意味の商品だと、本当に色々な種類が
発売されている。

でもそれらをさらによく調べてみると、大きく分けて3種類のタイプがあるってことに
気がついた。

1つはコンセントに挿すだけでモバイルWiFiルーターのように回線を使わずに
インターネット接続が出来る商品。

2つ目はコンセントに直挿しをするタイプの無線LANルーター。
最後がちょっと特殊なコンセントLANって呼ばれるタイプのWiFiルーター。

更に良く調べてみると、それぞれの商品は使い方も違うし用途もちょっと違う。
同じWiFiでもこんなに種類があるんだ・・・という感じだった。

でもそれぞれのWiFiルーターには使いみちがありそうな気がする。
そこでまずは簡単に3つの違いについて確認しておこう。

コンセントに挿すだけで使えるWiFiの説明

これは簡単に言えば「自宅で使えるモバイルWiFiルーター」のこと。
コンセントから電力をもらうのでバッテリーを気にせずにインターネットが出来る。

モバイルWiFiルーターと同じ使い方をするので、当然インターネット回線に使うのは
モバイルWiFiルーターで使っているのと同じ電波回線が使える。

今なら大手キャリアの電波回線を使ってインターネットが出来る「コンセントに挿すだけ
WiFi」というところかな。

スマホや普通のモバイルWiFiルーターと同じ電波回線を使っているので、基本的に
外出先でも回線を使うことは出来るらしいけど。

でもコンセントから電力をもらうから、基本的には家庭内で使うために作られている
WiFiルーターってことだよね。

契約によっては申込時の住所以外でインターネット接続すると罰金、ってことも
あるので持ち運びはおすすめしない。

自宅でのインターネット回線だけど、回線工事などが必要なく「コンセントに挿すだけで
使えるWiFi」というのがこの商品。

テレビでCMをしているソフトバンクが有名だけど、auでも取り扱いがあるので
どちらを選ぶかはお好み次第かな。

コンセント直挿し型の無線LANルーターの説明

こっちのタイプはさっきとは違って、回線につながっているWiFiルーターの電波を
中継するための機材。

例えば固定回線に無線LANルーターをつなげて家の中でもWiFiでスマホなどを
接続するってことが出来るようになる。

でも無線LANルーターの電波は届く距離に限界もある。
特に家庭内でも障害物があれば電波が届かないし。

そんな状態を解消するのが「コンセント直挿し型の無線LANルーター」なんだね。
簡単に言えば無線LANルーターの中継点という感じ。

普通の無線LANルーターほどの大きなものもあるけど、かなり小さいものも多く
コンセント直挿し型はほとんどが小さいね。

それとWiFi機能がついていないルーターに有線LANで接続して無線LANの機能を
使うためにも使える。

コンビニでも売っているくらいに簡単で普及もしているけど、基本的には他に
インターネット回線を用意しないと意味がない、というかネット接続ができない。

それに普通の無線LANルーターよりも電波が届く範囲は小さいから、1つだけじゃ
あまり広範囲に広がらないのも残念なところ。

コンセントLANの説明

普通ネットワークに接続するにはLANケーブルを使う。
有線LANを使わずに接続するのがWiFiなどの無線LANってことだよね。

でもコンセントLANはちょっと特殊で、電力線を使ってネットワーク接続をする。
つまりコンセントに挿すことでネットワークへの接続をすることになる。

使い方は簡単、コンセントに挿すだけ。
これで遠く離れた部屋との通信も出来るようになるんだ。

例えば光回線のONUからWiFiルーターに接続、そのままでは2階に電波が届かないので
コンセントLANの端末を有線LANで接続してコンセントに挿す。

2階の部屋のコンセントにコンセントLANの端末を挿せば、コンセントに使っている
電力線での有線LANがつながったということになる。

コンセントLANの端末から有線LANでパソコンにつなげば2階でも快適に
インターネットが出来るようになるってわけ。

ただこれ、WiFiを使うにはそれなりに機材と知識が必要になる。
コンセントLAN自体はWiFiじゃなく有線LANの扱いだから・・・

これは「コンセントに挿すだけWiFi」とはちょっと違う気がするね。

大きく分ければ大体この3種類になる

コンセントに挿すだけで使えるWiFiという種類で言うなら大体はこの3種類に
分けることが出来るはず。

細かな所はやっぱり違うけど、使い方としては基本的にこんな感じで。
ただ1つはWiFiを使ってないって気もするけど。

かなり大きく分類しちゃったから、今度はそれぞれの種類ごとに更に細かく
特徴なんかを確認しておくことにしよう。

全く違った使い方をする商品も多いことだし。
間違えないようにしないとね。

ホームルーターはまさにコンセントに挿すだけで使えるWiFi

それぞれの特徴を簡単に説明したところで、もう少し詳しく調べてみることにしよう。
具体的な商品名なんかも分かれば書いておこう。

まずはコンセントに挿すだけWiFiという名前が最もしっくり来る、いわゆる
ホームルーターなんて言われるタイプの回線。

電源を自宅のコンセントからもらうモバイルWiFiルーターっていえばいいのかな。
これは先ほど説明したとおり。

大手キャリアではソフトバンクが自社回線を使ってインターネット接続が出来る
ホームルーターの取り扱いをしている。

他にはauと同じ親会社KDDIを持つ、モバイルWiFiルーターのWiMAX2+でも
ホームルーターを提供している。

そして一応ドコモでもホームルーターの提供があるらしいけど・・・
これに関しては後ほど詳しく調べてみよう。

それぞれの大手キャリアが提供しているコンセントに挿すだけWiFiのサービス内容を
比較してみることにする。

スマートポートははっきり言ってWiMAX2+のホームルーターと同じ

まずauから申し込みができるスマートポートについて。
これははっきり言えばWiMAX2+のホームルーターと同じサービスを提供しているだけ。

使っている回線はWiMAX2+でキャリアアグリゲーションを使って高速通信が出来る
というサービスがあるのも同じ。

しかもそのサービスにはauのLTE回線が使われるんだけど、これを1ヶ月7GB以上
利用すると通信速度に制限がかかる。

ちなみにWiMAX2+回線だけでも直近3日間で10GB使うと速度制限がかかる。
つまり1ヶ月に100GB以上は通信できない、ということに。

完全にWiMAX2+と同じサービスを提供しているんだけど、月額料金が高い。
2年契約の割引があっても月額4,292円というのは高めに感じるよ・・・

確かにauユーザーならスマートバリューも使えるから魅力的だけど、それは別に
WiMAX2+で申込みをしても使えるサービスだし。

わざわざauでホームルーターを申し込むメリットがない、って感じた。

WiMAX2+の場合、プロバイダで月額料金が変わる

じゃあ同じサービスを提供しているWiMAX2+ではどうなんだろう。
コンセントに挿すだけWiFiはお得に使えるのかな。

実際にWiMAX2+は回線提供しているUQコミュニケーションズが行っているプロバイダ
UQ WiMAXでは月額料金がauと同じ。

ここから申し込みをするならauと変わらないけど、WiMAX2+は同じ回線を使って
多くのプロバイダからサービス提供がされている。

つまりUQ WiMAX以外のプロバイダから申し込みをすれば安く使えるようになる
って可能性は高いことに。

例えば端末にホームルーターを選べるWiMAX2+のプロバイダ、Broad WiMAXでは
月間データ通信容量上限なしのギガ放題プランでは最初の2ヶ月は2,726円。

その後24ヶ月目までは3,411円で契約満期の36ヶ月目までは4,011円って月額料金で
使う事ができる。

端末代金もauでは24ヶ月で分割払いの料金を割引適応で0円にするけど
Broad WiMAXは端末代金0円購入が出来る。

契約期間が長いけど、月額料金を考えるとauよりもお得感が強くなるのが
WiMAX2+プロバイダでの契約という印象になった。

最新端末のWiMAX HOME 02

じゃあWiMAX2+で使えるコンセントに挿すだけWiFiの端末についても調べてみよう。
最新端末はWiMAX HOME 02って端末みたい。

発売日は2020年1月、角の取れた立方体のような本体は前の機種と同じ形。
ただ本体サイズが50×118×100㎜なのでひと回り小さくなった印象。

利用可能電波はWiMAX2+とau 4G/LTEだけど、キャリアアグリゲーションでの
同時利用は出来ないらしい。

最高速度が下り440MbpsなのでWiMAX2+回線のサブ回線としてau回線を使う印象。
通信速度に関してはあまり速くないというイメージになる。

WiFiの同時接続台数が20台なので一般的にはそれほど少ないという印象はない。
ただ家族の多い家庭ではちょっと厳しいかも。

ホームルーターにしては珍しくスマートスピーカー機能があるんだけど、これに対応が
出来るのは同じNEC製品のみってのがちょっと残念かな。

通信速度は抜群のSpeed Wi-Fi HOME L02

Huawei社が提供しているホームルーターがSpeed Wi-Fi HOME L02って商品。
こっちは今まで最新端末として多くのプロバイダでも提供されていた。

本体は円柱形でさっきのHOME 02と比べるとちょっと大きい。
重量もあるのでかなりずっしりとした印象になる。

ただ通信速度はかなり速く、下り最速1,237Mbpsというカタログスペック。
ここまで来ると固定回線の光回線と比べても見劣りしない速度だね。

ただこの通信速度はauの4G/LTE回線とキャリアアグリゲーションする必要があり
こっちは月間7GB以上の通信で速度制限がかかるから注意が必要。

普通に使うなら下り440Mbpsとさっきの本体と変わらない通信速度になる。
ただし同時接続可能台数はこっちのほうが多い。

最大40台というWiFi同時接続が可能なので、大家族で色々な電化製品をネットに
つなげても問題なし。

基本的な性能は変わらないWiMAX HOME 01

以前発売されていた、WiMAX HOME 02の全機種がWiMAX HOME 01。
こっちは基本的にWiMAX HOME 02と大きな性能の違いがない。

カタログスペックだけで見ると性能的な違いというのが見当たらない。
それならWiMAX HOME 01でもいいんじゃ・・・という気もするけど。

実際には本体サイズが70×115×100㎜とちょっと大きくなってる。
それに内蔵のアンテナの性能が悪いので接続の安定性が低い。

こっちの性能が劣っている、というよりもHOME 02が高性能になった
ということかと。

電波回線のインターネット接続で安定性の問題を考えるなら、わざわざこちらを
選ぶ必要は考えられない。

どうせWiMAX2+のプロバイダなら本体0円での購入も出来るはずだし。
HOME 02とHOME 01が選べるならHOME 02を選ぶのがおすすめ。

今ではかなり見劣りのするSpeed Wi-Fi HOME L01/L01s

WiMAX2+でホームルーターがサービス提供された当初の本体で、現状他の端末と
比較すればかなり見劣りがするSpeed Wi-Fi HOME L01/L01s。

最初にL01が発表され、そのマイナーチェンジとしてL01sが発表。
基本的な性能に変わりがなく、追加でセキュリティ関係の機能が追加された。

ゲストSSIDなどのセキュリティなので、人によってはほぼ意味がない。

通信速度は下り最速440Mbpsだけど、地域によっては220Mbpsや110Mbpsしか
出ないという場合もある。

WiFiの同時接続可能台数は40台とこちらも多けど、現状これがあったから選ぶ
という理由は見つからないかなあ。

今契約できるこれらのホームルーター、WiFiの対応はIEEE802.11acまでと
同じ性能を持っている。

それならやっぱり最新端末、それか通信速度で選ぶほうがいいかなと。

テレビCMでも有名なソフトバンクエアー

ソフトバンクが提供しているコンセントに挿すだけWiFiがソフトバンクエアー。
テレビCMでもかなり宣伝されてるから、知っている人も多いかと。

WiMAX2+のホームルーターと同じで、こっちはソフトバンク回線を使った
インターネット回線を使う事ができる。

端末の名前はAirターミナルで現在バージョン4まで発売中。
性能的にもかなり良くなっているという噂。

WiMAX2+では独自回線を使っているから地域によってはつながりにくいって
こともある。

でもソフトバンクの4G/LTE回線ならかなり広い、ほぼ全国的に使えるので
利用可能地域を考えるならこっちのほうがいいのかも・・・

性能としては下り最速350MbpsでWiFi同時接続台数は最大64台と本体性能も
それほど悪くない。

スマホと違ってデータ通信容量の制限もないというのは魅力なんだけど。
口コミではちょっと気になることも。

通信速度や月額料金の問題があるのでおすすめしない

ソフトバンクエアーの口コミを見てみるとかなり通信速度に関する不満が多い。
最新端末なら一部地域では下り962Mbps出るはずなのに?

これについてはソフトバンク回線のAXGPエリアが関係している。
このAXGPエリアのみ高速通信が可能ということになっている。

そしてAXGPエリアはかなり限定されていて、現状首都圏と地方中心都市の一部のみ
という展開なので使える地域はとても少ない。

しかも混雑している時間帯には回線の安定性保持のために通信速度を制限する、って
公式に発表もしてるし。

回線提供元が通信速度を制限していれば、そりゃ遅くなるよねえ・・・
しかも契約を続けるほど月額料金は高くなるし。

最初の割引がなくなると、WiMAX2+と比べてかなり月額料金が高くなる。
端末の分割購入も4年あって、実質0円購入するためには4年間の契約が必要。

2年目からは月額4,880円かかるなら4年間の契約ってのはかなりの負担になる。
それを考えるとやっぱりおすすめは出来ないってことになる。

ドコモのおくダケWi-Fiは法人向けサービス

ドコモでも調べてみるとコンセントに挿すだけで使えるWiFiというのがあった。
それが「おくダケWi-Fi」というサービスだけど・・・

申込みの窓口を確認してみると「法人向けサービス」とある。
つまり個人での契約が出来ないサービスということに。

サービスの内容としては、他のホームルーターと同じで端末をコンセントに挿せば
ドコモの回線を使ってインターネット接続が出来る。

サービスで利用できる端末は室内用、車載用、屋外用の3種類。
設置用のアタッチメントも一緒にレンタルできる。

SSIDは基本1つだけど、契約者の希望でSSIDを規定のものから変更可能。
飲食店なんかで利用客に向けてサービスしているフリーWiFiのサービスかな。

自営業なんかで、個人だけど法人として申し込みができるって人なら使えるけど
基本的に個人向けサービスじゃないから個人で使ってると怒られそう。

ホームルーターを使うデメリットは持ち運びができないこと

コンセントに挿すだけWiFiのホームルーターは、使っているのがモバイルWiFiルーター
持ち運びができる端末と同じ回線ってことになる。

一応ホームルーターで使っているアンテナのほうが、持ち運び用の端末のアンテナより
高感度で性能がいいってメリットもあるけど。

基本的に同じ回線を使っているなら、据え置き型じゃなく持ち運んで使えるほうが
使いやすいって印象になるんだけど。

完全無制限の固定回線、光回線みたいにスマホのデータ通信容量を節約するのに
大活躍ってほど使い倒せるわけじゃないし。

据え置き型を使うなら普通にモバイルWiFiルーターを契約して、外出先でも
室内でも両方使えるタイプにしたほうが使いやすいんだよねえ・・・

後はコンセントの位置によっては、思ったところに置けないってのも困ったところ。
コンセントが設置場所の制限になっちゃう。

それ以上のメリットがあれば据え置き型でもいいんだけど。
今の所、それほど大きなメリットが思いつかないから、おすすめしにくいかなあ。

ホームルーターでもオンラインゲームは出来る

どんなタイプのホームルーターでも、基本的にはオンラインプレイなんかは
問題なくプレイできる。

ドコモの「おくダケWi-Fi」は家庭用じゃないから通信速度が下り最速150Mbpsって
かなりの低速になるけど、これはあまり考えない。

WiMAX2+もソフトバンクも、通信速度に関してはそれほど問題なく通信が出来るので
オンラインプレイには十分に対応できる。

でもかなりの安定性を求めるゲームをやりたいなら、光回線以外はおすすめしない。
多人数同時プレイのFPSなんかは通信の安定性がかなりプレイの結果に影響するし。

ちょっとの遅延でも勝敗に関わるようなゲームは基本的にモバイル通信じゃ無理だし。
スマホと同じ回線を使うコンセントに挿すだけWiFiじゃかなり厳しいところだね。

MMORPGなんかは問題なくプレイできるから、本気で遊ぶゲームを選ぶ必要がある。
でも普通にオンラインゲームをするなら問題ないからおすすめできる。

おれのおすすめはLTEのモバイルWiFiルーター

このタイプの「コンセントに挿すだけWiFi」を使いたいなら、個人的なおすすめで
悪いんだけど普通のモバイルWiFiルーターをおすすめする。

おれはそんなに真剣にオンラインゲームはしないし、自宅に光回線なんかの固定回線を
設置してまでインターネットをするという気持ちがないのもわかる。

でも、それなら普通にモバイルWiFiルーターを契約して、クレードルなんかを使って
自宅でも使えるようにするほうがいいと思ってる。

モバイルWiFiルーターなら持ち運びができるから、いつでも持ち歩いていれば
スマホのデータ通信容量の節約が出来る。

室内で使うのもコンセントの場所を選ぶ必要はないし、クレードルにLANポートがあれば
有線接続も出来るからパソコンで使うのも問題なし。

後は使う回線だけど、WiMAX2+よりもLTEのほうが利用可能エリアが広いから
おれはLTEをおすすめ。

ホームルーターを選ぶメリットを感じないのでモバイルWiFiルーターをおすすめしたい。

コンセント直挿し型の無線LANルーターはアクセスポイントのこと

続いてコンセント直挿し型の無線LANルーターについて。
最初に説明したとおり、こっちはWiFi電波の中継地点という感じの商品だね。

固定回線につないでいるWiFiルーターの電波が遠くまで届かない時に、中継地点をつくり
遠くの端末まで電波を飛ばしたい。

そんな時に使うのが「コンセント直挿し型の無線LANルーター」ってこと。
商品によって色々な機能が付いているけど、基本はWiFi電波の中継地点。

でも単純に中継地点として使う他にも、かなり色々な使い方が考えられる。
商品を選べばかなり使い勝手がいい、というのもこっちの特徴かな。

コンセント直挿し型の無線LANルーターの使い方をちょっと考えてみよう。

一戸建てなど広い家の隅々までWiFi電波を届ける

まずは普通にWiFi電波の中継地点としての使い方。
一戸建てなんかで光回線を使う時、家の端までWiFi電波を届けたい時に使う。

特に一戸建ての場合、光回線の引き込み位置によっては自分が一番長くいる場所に
光回線を直接引き込めないってことも。

後は親が申込者なので、どうしても親の寝室などに近いところに設置されてしまうと
子供部屋には中々WiFi電波が届かなくなる。

2階建ての家なら、1階に引き込みをした回線をWiFiルーターで飛ばしても
2階には届かないってこともあるし・・・

こんな時に階段の途中なんかのコンセントにアクセスポイントと呼ばれるタイプの
コンセント直挿し型無線LANルーターを設置する。

ここを中継地点にしてWiFiルーターの電波が家中に届くようになると。
コンパクトな本体でも十分に機能するからこの使い方はかなり多いかも。

ホテルのフリーWiFiを受信しやすくする

ホテルに泊まる時、利用客へのサービスとして室内で無料のWiFiを使えるという
サービス提供をしているホテルも多くある。

確かにホテル滞在中にインターネットが無料で使えるのは嬉しいけど、その電波が
あまり強くないって時にはかなり微妙な感じになるよね。

サービスなので文句は言いにくいんだけど、はっきり言えば使いにくい。
でも滞在中に自分のパケット通信量を使いたくない・・・

こんなことが起こらないように、カバンにコンセント直挿し型無線LANルーターを
入れておくのがおすすめ。

部屋の中で受信感度がいいところのコンセントに中継点として挿せば、その電波は
部屋中どこでもコンセント直挿し型無線LANルーターがカバー出来る。

本体なんてかなり小さいからカバンにちょっと入れるだけで大きな荷物にならない。
宿泊先でも安心してインターネットが出来るようになる、ってわけ。

無線LANを有線LANにするために使う

遠くまでLAN接続をするために、LANケーブルを伸ばすのはとても大変。
それなら途中は無線LANにしたほうがケーブルの断線の危険を考えてもおすすめできる。

ただつなぎたい端末が無線LANに対応していないならどうすればいいか。
そんなときにもコンセント直挿し型無線LANルーターが使えるんだ。

この場合、ちょっと商品を選ぶ必要があるんだけど。
本体に有線LANのコネクタ接続が出来るタイプのみの話。

固定回線とWiFiルーターをつないで、接続したい端末の近くのコンセントに
直挿し型無線LANルーターをつける。

そこから有線で端末までLANケーブルをつなげば、無線LANに対応していない
端末でも固定回線と無線LANを使った接続が可能になる。

デスクトップPCは無線LANに対応している機種が少ないから、それを遠くから
LANケーブルでつなぐのはちょっと大変。

そんなときにもコンセント直挿し型無線LANルーターが使えると。

コンセント直挿し型無線LANルーターはこんな商品

色々な使い方ができるコンセント直挿し型無線LANルーターってどんなのがあるのか。
商品を簡単に紹介しておこう。

・ プラネックス ちびファイ3

以前からある人気商品でスマホの充電器くらいの小さな本体にUSB端子とLAN端子も
内蔵している。

ただWiFiがIEEE802.11n/g/bの対応なのがちょっと残念。
オープン価格でネット通販なら3,000円しない価格で購入できるのも魅力。

・ 多摩電子工業 SSK15

こちらもかなりコンパクトなコンセント直挿し型無線LANルーターで、さっきの商品より
さらに安いという魅力が。

ネット通販での実売価格が1,500円程度とかなり安い。
性能的にはそれほど変わらないので安いほどいい、と言うならこっちがおすすめ。

・ BUFFALO WEX-1166DHPS

さっきの2つとは違って、ハイスペックのWiFi中継機がこっちの商品。
希望標準小売価格も6,600円と高い代わりにかなりの性能が期待できる。

デュアルバンド対応でIEEE802.11acにも対応、中継点だけど下り最速800Mbpsの
高速通信も出来る高性能商品。

・ TP-Link TL-WR902AC

こちらはコンセント直挿し型ではなくACアダプタを使って接続するタイプだけど
使い方自体は他の商品と一緒。

定価は4,500円くらいだけど、ネット通販での実売価格は3,000円くらい。
WiFiの対応がIEEE802.11acのみってところが気になるけど。

自宅で使うならそれなりに高性能の商品がおすすめ。
でも旅行なんかに持っていくなら安くてもいいかな。

WiFiは電波の周波数によって特徴がある

WiFi中継点として使うコンセント直挿し型無線LANルーターなのでちょっと
WiFiについても確認をしよう。

WiFiってのは無線LAN規格の1つでバージョンによってちょっとずつ性能も違う。
正式にはIEEE802.11xって名前になる。

この11の後に来るのがバージョンナンバーで、現在一般流通している最新はacって
記号になってる。

そしてacとnは5GHzの周波数帯に対応しているので高速通信が出来るんだけど
この周波数帯の電波は障害物で反射しやすく、遠くまで届かない。

自宅で使う時に壁やドアに挟まれた場所では届きにくくなる。

それ以外のバージョンでは2.4GHzの周波数帯電波を使っていて、こっちの特徴は
遠くまで届くけど電波干渉が起こりやすい。

2.4GHzの周波数帯電波を使っている電化製品はとても多く、その近くに行くと
電波同士が干渉して届かなくなる。

電子レンジとWiFiルーターが干渉をする、っていうのは結構有名な話。
これが2.4GHzの周波数帯で起きるんで使う時には注意が必要ね。

コンセントLANはPLCとも言われる電力線を使った通信方法

コンセントLANは「PLC」と言われることもある。
簡単に言えば通信回線の代わりに電力線を使った通信方法。

固定回線の終端装置、光回線ならONUからLANケーブルを専用端末に接続。
それをコンセントに挿せば準備OK。

別のコンセントに受信用の端末を挿して、そこからLANケーブルで端末に接続。
これで離れたところでもインターネット接続が出来るようになるわけね。

PLCはPower Line Communicationsの頭文字を取っていて、意味は電力線通信
ということ。

つまりコンセントにつながっている電力線をLANケーブルの代わりに使って
離れたところの端末を繋ぐ方法というわけ。

この方法で使う端末は、普通WiFi機能がないから「コンセントに挿すだけWiFi」とは
ちょっと違う印象になる。

新築住居にある情報コンセントのアクセスポイントは別物

最近の住宅では色々なコネクタを一箇所に集めた情報コンセント、って物がある。
電話回線にLAN、場合によってはインターネット回線もつなげることが出来る。

しかも最新の情報コンセントではここがアクセスポイントになる商品もある。
はっきり言えば「コンセント直挿し型無線LANルーター」が内蔵されているようなもの。

コンセントってくらいだから当然電源もある。
スイッチを入れればアクセスランプが付いて、そこがWiFiの中継地点になるってことに。

でもこの商品、コンセントに付いているからコンセントLANに見えるけど実際には
アクセスポイントが内蔵されているだけ。

つまりコンセントLANの「電力線を使ったネットワーク」ではない。
単純にアクセスポイントが付いている高性能なコンセントというだけ。

でも新築の物件にこれが付いてたらとても便利なんだよね。
配線でごちゃごちゃしたくないならおすすめ。

電力線は通信ノイズを受けやすいので注意

実際にコンセントLANを使う場合、ノイズを出しやすいものを端末の上で使うと
通信速度がかなり影響を受けるので注意が必要。

端末の形状の関係で、コンセントLANを使うならどうしてもコンセントの下の部分を
使うことになる。

でも上の部分に通信ノイズを出しやすい家電なんかをつなぐと、それがかなりひどく
通信回線に影響をすることになる。

例えばスマホの充電器なんかはとても通信ノイズが出やすい。
その下のコンセントに端末をつけると通信ノイズの影響で通信速度が上がらない。

元々通信用に作られていない電力線は通信ノイズを防ぐことが出来ない。
それじゃ影響を受けるのは当然ということで・・・

それに近隣の住居からの通信ノイズにも影響される事が多い。
よほどの過疎地以外ではノイズも激しいので、あえて使う必要はないかと。

市販されているコンセントLANの端末を紹介

コンセントLANを導入したいと思ったら、対応した端末を購入することに。
でもどんな商品があるのか、ちょっとわかりにくいよね。

そこで現在発売されているコンセントLANの端末を確認してみよう。
価格も分かれば合わせて調べておくことにする。

・ IO DATE PLC-HD240E-S

コンセント直結型PLCアダプタとして発売されている商品。
実売価格はネット通販で25,000円くらい。

マスターアダプタとターミナルアダプタのセットでこの金額。
ただ商品としては簡単にリンクが出来てとても使いやすそうという印象。

最大通信速度が下り240Mbpsと低めなのが残念なところ。

・ TRENDnet TPL-406E2K

こっちも設定不要でリンクさせればすぐに使えるタイプのアダプタ。
実売価格はネット通販でも5,000円くらいとかなり購入しやすい感じ。

消費電力も少なく、通信速度も下り最速500Mbpsとそれなりの通信速度が出るから
使いやすさはこっちのほうが上かな。

・ TP-Link TL-WPA4220KIT

親機がかなり大きくなっているけど、こっちにはPLCアダプタの他にも
アクセスポイントとしての機能も付いているのが特徴。

つまりコンセント直挿し型無線LANルーターとしても使う事ができる。
更にPLCアダプタとして別の端末との接続も可能、という便利な商品。

実売価格が7,000円とそれなりに高めだけど、機能を考えれば妥当な金額かな。

・ TP-Link TL-PA4010

さっきと同じTP-Link製で、こっちはPLCアダプタとしての機能のみの製品。
リンクボタンを押すだけの設定いらずというのはかなりの魅力。

性能的にも問題なく、実売価格も5,000円ちょっと。
手頃な金額で安心して導入できる、っていうのがおすすめしやすいところ。

コンクリートに囲まれている状況ならコンセントLANも使いやすい

普通の家庭ならあまり気にならないけど、WiFiの場合はコンクリートで反射しやすい
という特徴があるからビルの中ではLANを構築しにくくなる。

そこで注目されるのがコンセントLANということだけど・・・
確かにコンクリートの中にある電力線なら大きくノイズを受ける心配もない。

でも今度は電力線の配線にちょっと気をつける必要がでてくる。
電力線は何個かのグループに分かれて配置されていることが多いんだ。

コンセントLANはその電力線を使って接続しているから、グループが違う場合
コンセントの中の電力線が全くつながっていないということも。

配電盤で「相」という同じグループになっているコンセント同士じゃないと
コンセントLANが使えないのは注意が必要。

電気ノイズを防御できるアイテムを使うのもおすすめ

コンクリートの中にある電力線なら外部からの通信ノイズの影響は低い。
でも同じコンセントで使うものの電気ノイズが問題になる。

ただ電気ノイズに関しては、ノイズの激しい電化製品を同じコンセントで使わない。
電気ノイズをキャンセルできるタップを使うという方法も。

充電器やACアダプタ、冷蔵庫や掃除機なんかはかなり電気ノイズが出るものとしても
有名なところだよね。

これらを使う時にはアース付きの電源タップなどを使うのも効果的。
ノイズフィルター付きのタップはかなりの効果が期待できる。

パソコンなどに使われているアース付きのプラグを普通のコンセント用プラグに
変換するためのタップでもノイズフィルター付きって商品もある。

これなら500円くらいで買えるし、効果も十分期待できるのでおすすめ。
他にもノイズフィルター付きならどんなものでもかなりの効果が期待できる。

PLCを本格的に導入するなら、これらの導入も考えたほうがいいかと。

コンセントに挿すだけWiFiには色々な用途で商品も変わる

単純にコンセントを使ってWiFi通信をする、という商品だけでもこれほどの
種類があることがわかってもらえたかと。

それぞれの商品には、それぞれに使い方がある。
たまには同じ機能付きの商品もあるけど、基本は使い方によって商品を選ぶことが必要。

ただ使い方によってはあまりおすすめできない、って場合も。
ホームルーターはあまり強くおすすめできるメリットが見つからなかったし。

それにコンセント直挿し型無線LANルーターは商品単価がかなり変わっていた。
安いのは1,500円くらいで高いのは7,000円以上。

でも1,500円の商品に使いみちがない、ということでもない。
その値段に応じた使い方はちゃんとあったよね。

つまり自分がどんな使い方をするのか。
それをよく考えて商品を選ぶことがとても重要じゃないかな。

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